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島本裕平

島本裕平訪問美容をするきっかけは、高校生の時にボランティアでデイサービスに行った時でした。たまたま、訪問美容の方が来ており、綺麗になったお客様の満面な笑顔を見ていると、『誰かの役に立つ仕事がしたい』と考えていた私にぴったりの仕事だと思い、美容師と介護福祉士の資格を取ることができる山野美容芸術短期大学に進みました。

卒業後は地元の美容室に就職し、美容師としての経験を積んでいきました。忙しい毎日を過ごす中、ご高齢のお客様から「施設に入っても髪の毛を切りに来てね」と冗談まじりの会話がありました。その時デイサービスでの光景が蘇り、訪問美容をしたい気持ちが再び芽生えグラシスに入社するに至りました。

大田区にある施設でのことです。毎月来てくださるお客様が転んで怪我をしてしまい車椅子で来られました。腰に痛みがある様子で、いつもの明るさがありません。腰に負担がかからないよう、クッションを使いながら施術をさせていただきました。終始静かに過ごされていたのですが、施術が終わり、鏡に映った綺麗な姿を見て、「ありがとう」 「髪の毛を切ってもらって、気分がすっきりしたわ」 と笑顔でお帰りくださいました。やがて怪我が治り、当時のことを笑って話せるようになったので、少しは信頼関係が築けたのかなと思っています。

この経験を経て、一人一人のお客様に合った接客の仕方や、信頼関係を築いていく楽しさを覚えました。中には私のことを孫のように可愛がってくれる方もおり、毎月お伺いすることを楽しみに仕事をしています。わずかな時間ですが、『美』のお手伝いをとおして、来て良かったと感じてもらえるよう、一人一人との時間を大切にしていきたいと思います。